PSGムバッペ、バルサ入り熱望していた…代理人が明かす移籍舞台裏
今年夏にサッカーフランス1部パリ・サンジェルマン入りしたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(18)が当初バルセロナ(スペイン)入りを希望し、移籍が具体化していたことが19日、分かった。
当時選手とバルセロナとの間での橋渡し役を務めた代理人、ジョセップ・マリア・ミンゲージャ氏がスペインのラジオ局カデナ・コーペで明かした。同氏によるとネイマールのバルサ退団が濃厚となった7月の時点でムバッペの父親と接触、ムバッペはモナコ所属で複数クラブが引き抜きに動いていたが、選手自身がメッシと一緒にプレーしたい意思を持っていることを確認したうえで本格的に調整をスタート。移籍金は出来高分も合わせ1億5000万ユーロ(現在のレートで約199億5000万円)に設定されるなど、詳細まで話が進んでいたと説明した。
もっとも、その後バルサ側が同じフランス代表MFデンベレを補強の本命にしたため破談に。シーズン開幕後はデンベレが左太ももの負傷により全治3カ月以上の戦線離脱。ムバッペはネイマールら新チームメイトとの連携も良好で活躍しているだけにバルセロナにとっては現状でややほろ苦い状況となっている。