浦和FW興梠 記録更新弾で決勝だ! 日本人最多18得点男が闘志

 「ACL・準決勝第2戦、浦和-上海上港」(18日、埼玉スタジアム2002)

 J1浦和は17日、アジア・チャンピオンズリーグ準決勝第2戦、対上海上港に向けてさいたま市大原サッカー場で冒頭15分のみ公開して練習を行った。浦和はアウェーでの第1戦を1-1で引き分け、第2戦で勝つか0-0で引き分ければ決勝進出。1-1なら延長に突入。負けるか2失点以上の引き分けで敗退となる。07年以来2度目のアジア王者へ、FW興梠慎三(31)はゴールと勝利を誓った。

 ゴールを決めるシーンは、脳裏に思い描いていた。FW興梠は「どういう形でも点はとれる。割とスペースがある。そこを突けば点はとれる」と言う。上海上港とは、今季4度目の対戦。相手のプレーは分析済み。確かな自信を持って臨む。

 0-0の引き分けでも、決勝進出が決まるが、消極的にいく思いはなかった。「チームとして0に抑えるより、先に点をとる方がいい」。勝って文句なしで決勝行きの切符を手にする思いだ。「前から積極的にいきたい」と意気込んだ。

 鹿島、浦和でプレーして13年目。さまざまなタイトルを勝ち取ってきた。だが、ACLだけは未到の頂。「一番ほしいタイトルに近づいている」と思いを口にする。

 ACLで積み上げてきた18得点は、日本人最多。準決勝はまだ通過点。さらに記録を更新するゴールで、アジア制覇の権利を得る決勝進出のチケットを奪い取る。

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