鹿島 ホーム8連勝で優勝へ前進! 昌子が代表戦の“イライラ”晴らす完封
「明治安田生命J1、鹿島2-0広島」(14日、カシマスタジアム)
首位の鹿島は広島に2-0で快勝して勝ち点64に伸ばした。G代表戦の鬱憤(うっぷん)晴らしだ。12本のシュートを浴びながら、ゴールは割らせなかった。日本代表DF昌子は「試合中もイライラしていた。絶対(点を)やられないぞと終始、声をかけた」と振り返った。
“イライラ”の原因は10日のハイチ戦。出場してハリル体制ワーストの3失点を喫した。「代表の帰りのタクシーで、ナオ(植田)に『鹿島で頑張ろうな』と。ナオも『ウッス』と」。出場した昌子、出場のなかった植田。ともに味わった別の悔しさをぶつけた。
「5つくらいあったイライラのうち3つくらい消えた」。昌子は完封で飾ったホーム8連勝に息をつく。川崎の逆転勝利には「執念を感じた」と気を引き締めつつ、「1つ負けていいのでなく全部勝って優勝したい」と宣言した。