アメリカ“クーバの悲劇”最下位に敗れW杯ならず 悪夢OG…パナマが初出場
「W杯北中米カリブ海最終予選、トリニダード・トバゴ2-1アメリカ」(10日、クーバ)
アメリカが予選最下位のトリニダード・トバゴに敗れ5位に転落し、大陸間プレーオフにすら進めず予選敗退が決まった。アメリカのW杯連続出場は7で止まった。W杯出場権はメキシコ、コスタリカに加え、パナマが獲得。パナマは初出場となった。また、ホンジュラスがオーストラリアとの大陸間プレーオフにまわる。
3位で最終節を迎えたアメリカは勝てば本大会出場が決まる状況だった。会場は敵地クーバながら、相手は最終予選で1勝しかしていない最下位のトリニダード・トバゴで下馬評はアメリカ有利だった。
しかし、前半17分、相手のクロスをクリアしようとしたゴンザレスがキックをミスしてオウンゴールに。さらに、37分にはトリニダード・トバゴのアルヴィン・ジョーンズに豪快なロングシュートを決められて瞬く間に0-2とされた。アメリカは後半2分に19歳のプリシッチがミドルを決めて1点を返したが、反撃及ばず。まさかの敗退を喫した。
ホンジュラスが首位メキシコに3-2で勝ち、パナマがコスタリカを2-1で破ったことで、この2チームにアメリカは勝ち点で上回られてしまい5位に転落。結果的に見れば引き分けてさえいれば本大会出場を決められていただけに、悪夢の黒星となった。
【各会場の結果】
トリニダード・トバゴ2-1アメリカ
ホンジュラス3-2メキシコ
パナマ2-1コスタリカ