「明治安田生命Ｊ１、鹿島２－１Ｇ大阪」（２３日、カシマサッカースタジアム）

　首位鹿島が勝負強さを見せつけた。引き分けがちらついた後半ロスタイム。ＭＦ永木の右ＣＫに、日本代表ＤＦ植田が頭で合わせたゴールにねじ込んだ。今季２得点目は貴重な決勝ゴールとなった。

　「最高でーす」。ヒーローインタビューで叫んだ植田。「最後にセットプレーでチャンスがくると思っていた。絶対に自分が決めてやる強い気持ちだった。その気持ちで、ボールが来たと思う」と語気を強めた。

　この日は川崎が神戸と引き分け、２位との勝ち点差は８に広がり独走態勢に入った。