レアル 早くもリーグ連覇に黄信号…ジダン監督「これがサッカー」

 「スペイン1部リーグ、レアル・マドリード0-1ベティス」(20日、マドリード)

 昨季スペイン1部リーグ優勝のレアル・マドリードが、ホームで20年以上ない低調なシーズンスタート。リーグ戦5節終了時点ですでに首位バルセロナとの差は「7」で、早くも連覇に黄信号が灯っている。

 ホームのベティス戦で思うような展開に持ち込めずイライラが募るばかり。シュートは2度相手ゴールのポストを叩き、後半の選手交替時に混乱し一時12選手で試合再開をしようとする慌てぶりだった。

 最後はロスタイムの94分、 FWサナブリアに決勝点を許して終戦。ベティスは69秒間に10人の選手がボールに関与し自ゴールから22本のパス交換をして相手ゴールを陥れていた。ベティスに対してはサンティアゴ・ベルナベウで19年ぶりの勝利を献上したことになる。加えてマドリードはDFマルセロが負傷。これで4試合連続して戦線離脱者を出しており、これ以上なく悪い展開になっている。

 レアルの不調はホーム試合での出来に直結しており、3試合で未だ勝利なし。バレンシア戦とレバンテ戦で引き分け、今回のベティス戦敗戦で悪化している。特に得点不足は深刻で、上記3試合で計67本のシュートを放つも3得点。出場停止が明けFWクリスチアーノ・ロナウドが今季リーグ初出場したが流れは変わらなかった。

 一部には続投を危ぶむ声も出始めているジダン監督は試合後「これがサッカー。ゴールが決まらない時はこういう結果が起こることがある。今は落ち着きを持って次の試合に備え、悪い流れを変えなければ。シーズンは長く、巻き返して行く」と話している。

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