浦和・興梠の同点弾でドロー 17点目で得点王単独トップに
「明治安田生命J1、磐田1-1浦和」(17日、エコパスタジアム)
磐田-浦和は1-1で引き分けた。浦和のFW興梠慎三(31)は0-1の後半に得点ランクで単独トップとなる今季17点目を挙げた。磐田は6位で浦和は8位。
台風18号がもたらす強風が舞う中、浦和FW興梠がついにゴールをこじ開けた。後半34分、MF青木の相手DF背後へのパスに抜け出し、頭で押し込む。得点王争い単独トップとなる17点目。同点弾で勝ち点1を奪った。
「タイミングが合えばGKと1対1になれると思っていた。青木からいいボールが来て触るだけだった」。相手の巧みなラインコントロールはチーム全体でオフサイド7回も記録したほど。それでも愚直に裏を狙い続けて結果を出した。
次は中2日で天皇杯鹿島戦。この日は13日のACL川崎戦から3選手を温存した。4-1-4-1の新システムもフィットしつつある。興梠は「Jリーグのタイトルは遠くなってしまったが、天皇杯は勝ち進めばタイトルがとれる」と意気込む。頂点を見据えて、王者鹿島に挑む。