浦和・武藤雄樹が貴重なアウェーゴール 途中出場0-2から一撃

 「ACL・準々決勝第1戦、川崎-浦和」(23日、等々力陸上競技場)

 浦和が大きなアウェーゴールを手にした。0-2で迎えた後半31分、FW武藤雄樹がMF青木のロングパスに抜け出し、追撃のゴールを決めた。2試合合計得点で並んだ場合はアウェーゴールが多い方が勝利チームとなるため、非常に意味のある得点となった。

 ベンチスタートだった武藤は、後半開始から李に代わって前線に投入された。持ち前の相手にマークをつかせない動きで翻弄しチャンスを呼び込むと、後半31分、青木からのロングパスを呼び込むように守備ライン裏に抜け出し。ゴールを背にしてトラップすると反転しながらのシュートでGKの股を抜いた。

 浦和は試合直前に一度はエントリーしたMF柏木がメンバーから外れた。何らかのアクシデントがあったと考えられ、代わりにボランチに起用されたのが青木だった。

 川崎は前半33分に、左サイドを突破した中村から小林がパスを受けて先制。後半5分にはエウシーニョが追加点を決めたが、手痛い1失点となっている。

 日本クラブ同士の対決は2011年のラウンド16(C大阪1-0G大阪)以来6年ぶり。

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