川崎・中村の1人スルーパスから小林が先制 浦和は柏木が試合直前に外れる
「ACL・準々決勝第1戦、川崎-浦和」(23日、等々力陸上競技場)
1人スルーパスから先制ゴールが生まれた。川崎はMF中村憲剛(36)が左サイドで前方のMF家長へショートパスを出したが、これが通らず。ルーズボールになっているのを自ら拾い、中央のFW小林へパス。フリーでシュートを決めた。
前半33分、中村はエリア内の家長へ縦パスを出したが、これがうまく通らずルーズボールになった。しかし、浦和の守備陣もケアしにくい位置に転がったこともあり、中村は前方へダッシュ。ボールを拾うと、エリア内を深く突破してから中央の小林にパスを出した。フリーになっていた小林は丁寧にゴールに流し込んだ。
後半5分には川崎のDFエウシーニョが追加点を挙げている。
浦和は試合直前に一度はエントリーしたMF柏木がメンバーから外れた。何らかのアクシデントがあったと考えられ、ボランチに控えの予定だった青木が入った。
日本クラブ同士の対決は2011年のラウンド16(C大阪1-0G大阪)以来6年ぶり。