インテル・長友が開幕戦でフル出場 スパレッティ監督も及第点

 「イタリア1部リーグ、インテル・ミラノ3-0フィオレンティナ」(20日、ミラノ)

 イタリア1部リーグ、インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都はフィオレンティナとの開幕戦にフル出場し、FWイカルディの先制点を“演出”するロングパスと守備で勝利に貢献。5万1752人の観客は幸先のいいシーズンの出だしに満足した。

 まさにサプライズ・スタメンだった。フランス1部リーグ、ニースから新加入した左サイドバック、ダルベルトの先発が予想されるなか、スパレッティ監督がピッチに送り込んだのは長友だった。まず前半4分、長い縦パスをワントップのイカルディへ。これをエリア内で受けたイカルディがフィオレンティナのDFアストーリに倒され、PKを獲得。イカルディがゴール右隅に決めて、インテルが先制した。続く15分にはMFペリシッチからのクロスをイカルディが決めて2点目。後半34分にはMFペリシッチがヘディングで3点目を決めた。

 試合後、スパレッティ監督は先発フル出場の長友について「(スタメンが有力とされた)ダルベルトはパワーとクオリティーがある。だが、ディフェンス面ではまだまだ成長しなければならない。長友について言うならば、毎回素晴らしい試合をしてきた、それが今夜の試合内容でもあった。次の試合でもプレーするだろう」と及第点を与えた。

 オーナーの蘇寧グループの張近東氏のジュニア、スティーブン・チャン氏も観戦後、長友に賛辞を贈った。「長友はいいプレーヤーだ。彼にとっても今日はナイスデーとなったはず」。移籍したてのダルベルトよりも同監督が信頼し、プレ・シーズン・マッチから起用し続けられた長友のうれしいフル出場となった。

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