サッカー、J2長崎が観客水増し 理事会で処分含め検討へ
経営再建中のサッカーのJ2長崎がスタジアム入場者数の水増しをしていたことが25日、クラブ関係者への取材で分かった。同日午後のJリーグ理事会で処分を含めて検討される。クラブ側は水増ししていた期間や人数について、処分を待って明らかにするとしている。
J2長崎は今シーズン開幕前後に、経営悪化によって役員が相次いで辞任。筆頭株主の通信販売大手ジャパネットホールディングス(佐世保市)がクラブを子会社にすることで経営立て直しを進めている。
Jリーグのクラブでは、J1大宮が2007~10年にホーム試合の入場者数を計11万人余り水増しして、2千万円の制裁金を科せられた。