浦和完敗…リーグ戦12試合連続失点 首位と勝ち点12差「難しい数字」

 「明治安田生命J1、C大阪4-2浦和」(22日、ヤンマースタジアム長居)

 8位に低迷する浦和は、首位C大阪とのアウェー戦に完敗した。

 痛すぎる立ち上がりだった。前半6、8分にミスも絡んでC大阪FW杉本に2ゴールを許した。いきなり2点を追う展開。ペトロビッチ監督は「立ち上がりにああいう形で失点すれば、こういう相手に覆すのは簡単ではない」と振り返った。

 これでリーグ戦12試合連続失点。指揮官は「失点が多いゲームが続いている。その形を見れば、多くが学生のチームがするようなイージーなミスが失点になっている。こういう失点を繰り返せば勝利は難しい」とその要因を分析した。

 2-4で前半を折り返した。後半はブロックを作って守備的に戦う相手を崩しきれないまま、試合は終わった。「後半は押し込んでチャンスはあった。3点目を奪えたら試合の展開も違った。決めきれない中で試合が終わったが、今のチーム状況を見れば、多くの中心選手の調子が上がらない。そこがチームの問題だと思う」と攻撃面の課題も挙げた。

 首位を叩いて浮上のきっかけにするはずの“大阪夏の陣”は、返り討ちに終わった。首位との勝ち点差は今季最大の12に広がった。DF森脇は「諦めるわけじゃないけど、勝ち点12は難しい数字」と漏らす。MF柏木は「お互いに言い合わないとだめ。強いときのレッズはそうだったと聞いた」と意見交換の重要性を説く。「監督が積み上げてきたものを育ててもらった俺たちが壊している」。開幕前の優勝候補の一角が、苦しんでいる。

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