J2京都、DF吉野を処分、差別発言を確認

 日本サッカー協会(JFA)は29日、京都DF吉野恭平(22)に対して出場停止3試合及び罰金15万円の処分を課すことを発表した。吉野が21日の天皇杯沼津戦(西京極)の試合中と試合後に、相手選手に対して差別的な発言をしたことを確認。天皇杯規律委員会で決定した。

 規定では差別的発言に対しては最低出場停止5試合、罰金25万円が基準。だが、吉野が発言直後に深く反省していたことや、常習的に発言していないことなどが考慮され、処分が軽減された。

 京都は天皇杯で敗退しているため、7月1日のJ2第21節から同16日のJ2第23節までの3試合が出場停止となる。

 また、京都も吉野に対して減給と社会奉仕活動への参加を命じたほか、再発防止に向けて、選手スタッフ、全職員の教育を行い信頼回復に努めることを発表した。

 吉野はJ2東京V、J1広島を経て16年にJ2京都に移籍。14年には手倉森監督率いるU-21日本代表に選出されている。

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