MF水沼のリーグ戦初ゴールでC大阪が勝ち越す 3年ぶり“神阪ダービー”
「J1、神戸-C大阪」(28日、ノエビアスタジアム神戸)
J1では3年ぶりとなる神戸とC大阪の顔合わせ。“神阪ダービー”と銘打たれた一戦は、後半19分に途中出場したMF水沼宏太(27)のリーグ戦初ゴールでC大阪が2-1と勝ち越した。
先制点はC大阪だった。前半29分、DFマテイ・ヨニッチ(26)が自陣から前方へロングフィードを入れると、DFラインの裏へ抜け出したFW山村和也(27)が冷静に右足で流し込んだ。山村は20日の大宮戦(NACK)に続く2戦連発で今季5得点目。
追う神戸は前半39分、FW渡辺千真(30)が反転しながらの右足ボレーを突き刺し、同点に追い付いた。渡辺はリーグ戦3戦連発で今季3得点目。前半は1-1で折り返した。
C大阪の尹晶煥監督(44)は後半14分、主将のMF柿谷曜一朗(27)に代えて、今季FC東京から加入した水沼を投入。すると同21分、左サイドから山村が上げたクロスに水沼が右足ボレーで合わせ、C大阪が勝ち越しに成功した。