バルサ退団のルイスエンリケ監督は他スポーツ監督に転身?

 「スペイン国王杯・決勝、バルセロナ3-1アラベス」(27日、マドリード)

 今季限りでスペイン1部リーグ、バルセロナを退団するルイスエンリケ監督(47)がサッカーから他スポーツに“鞍替え”する可能性を示唆した。国王杯決勝でアラベスに勝利した後、記者会見で語った。

 28日のスペイン紙スポルトなどによると、今後の身の振り方を問われたルイスエンリケ監督は冗談交じりに「別のスポーツでの監督になることも含め、あらゆる可能性に目を向けている。私は生まれたときから競争心が強く、うわべだけのものだとしても私にとっては良いものになり得る」と話した。

 ルイスエンリケ監督は、現役引退から監督としてチーム指揮するまでの2004~08年にマラソン、トライアスロン、また6日間に250キロを走破するという世界で最も過酷なレースの1つとされるサハラマラソンに参加した経験がある。

 ただ今回のコメントがこれまでの経歴のものと関連性があるかどうかは今のところ不明。国王杯の3連覇を達成したことについて「目標達成したことに満足している。タイトルを獲得してシーズンを終えるのは、何もないより良いこと。できることならリーグ優勝しチャンピオンズリーグ決勝に進出したかったが、監督に就任したときに獲得可能な13タイトルのうち9つを手にするって分かっていたら何も文句を言わなかっただろう」と自身の実績に胸を張った。

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