初代表のMF加藤がブルガリアから帰国 「素直にうれしい」

 サッカーの日本代表にサプライズ選出されたMF加藤恒平(27)=ブルガリア1部ベロエ・スタラザゴラ=が26日、羽田着の航空機で帰国し、初代表第一声を発した。

 「素直にうれしい気持ち。これからが勝負だと思います。監督は守備のところで期待してくれていると思う。求められることプラスアルファで、攻撃でもやってきたことを出せれば。一番下からのスタート。合宿でアピールしたい」

 選出の第一報は代表発表前日に知らされた。家族に告げると、最初は信じてもらえなかった。「『ウソやろ、ウソやろ』と言われて。しばらくしたら急に「(試合に)出なきゃ意味がない」って要求が高くなりました」と苦笑した。

 立命館大時代にアルゼンチンでプレー。12年に町田に1年在籍したが、13年にモンテネグロ、15年ポーランドと渡り歩き、16年からブルガリア1部でプレー。異色の経歴の持ち主は「日本ではダメでも海外に選択肢を持っていくことができる」と新たな代表入りパターンの先駆者になった。

 「代表に入ったからといって、急にうまくなるわけじゃない。今までやってきたことが評価された。毎日毎日練習で課題を見つけていきたい」。代表入りは目的地でなくスタートライン。「呼ばれ続けて試合に出ることが大事。引き続き呼ばれるために、クラブでしっかりとやって、その先にW杯がある。選手として立ちたい」。大きな夢を追う。

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