U-20日本敗れる、緊急出場の久保2度の得点機決め切れず

 「U-20W杯・1次リーグD組、日本0-2ウルグアイ」(24日、水原)

 日本は前半38分にスキアッパカッセに先制ゴールを決められ、試合終了間際にもオリヴェラに追加点を奪われて敗れた。1次リーグ1勝1敗となり、27日のイタリア戦に決勝トーナメント進出をかける。前半20分からエースFW小川航基の負傷により緊急出場した15歳の久保建英は、2度の決定機があったが決め切れなかった。

 試合開始直後はダイレクトパスで相手ゴールに迫ったり、9分には左サイドからのクロスに小川が飛び込んだりとゴールの匂いを感じさせるプレーがあったが、前半16分、日本にアクシデントが発生した。

 南アフリカ戦で同点ゴールを決めているエースの小川が、相手との接触を避けジャンプし、着地した際に負傷。左膝を痛めたと見られ、苦痛に顔をゆがめながら担架で搬送された。

 代わって15歳の久保建英が20分に緊急投入された。右サイドエリア付近でドリブル突破を試みたり、反転トラップからエリア内に侵入しようとしたりと攻撃の糸口をつかもうとしたが、体をぶつけてくる相手の守備をかわしきれず得点機には至らない。

 一方、手数をかけない攻撃や前線からの守備で攻めてくるウルグアイは前半38分、最終ラインからのロングパス一本で前線へ。その後、1人を経てパスを受けたスキアッパカッセがエリア内に切れ込みシュート。ゴール左に流し込んだ。

 後半に入ると、ウルグアイがペースダウンし、スペースが生まれたことで日本が攻撃する時間が増えた。最初の決定機は10分。相手のミスからボールを得た市丸がループシュートを狙う。相手GKの手に当たり、はね返ったところを久保がヘッド。しかし、枠を外してしまった。

 続く13分には久保が左サイドを突破し鋭いシュートを放つ。GKがはじき、こぼれ球に堂安が頭で飛び込んだが再び防がれた。久保は再三ドリブルでチャンスメークを試みたが、最終ラインでの相手の厳しい守備を突破できず。ボールを失った。

 試合終了間際の後半ロスタイム1分には左サイドを攻め上がったウルグアイがオリヴェラにつなぎダメ押しゴール。日本は力尽きた。27日のイタリア戦に決勝トーナメント進出をかける。

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