G大阪が攻撃サッカーで3季ぶり奪首 速攻から長沢が先制V弾

 「明治安田生命J1、G大阪3-0鳥栖」(20日、市立吹田スタジアム)

 ひときわ熱いサポーターの大歓声が心地いい。攻守に攻撃的な姿勢を貫いた完勝劇。G大阪が国内主要3冠に輝いた2014年シーズン以来、3季ぶりに首位に浮上した。「一番上にいるのはいいこと」と主将の遠藤がもくろんでいた通り、隙のない万全の試合運びで鳥栖を圧倒した。

 リーグ最少失点を誇る守備から好機をつかんだ。前半33分。DF三浦がボールを奪って速攻に転じる。倉田がドリブルで運んで右サイドに駆け上がった三浦へ。そこからのクロスを最後は長沢が頭で決めた。

 J1では3月5日の柏戦を最後にゴールから遠ざかっていた長沢は「より貪欲にゴールに向かう」との気合で先制点を奪うと、試合終了間際にもヘディングで加点。サポーターの後押しに感謝を示した192センチのFWは「みんなでつかんだ首位」と誇らしげに笑った。

 デーゲームで清水と引き分けた浦和にお付き合いすることなく、長谷川監督の「目の前の試合に集中したい」との期待に見事応えた。これでリーグ戦は6戦負けなし。G大阪の勢いは止まりそうもない。

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