金崎弾で鹿島奪首 押し込まれても崩れず堅守
「明治安田生命J1、浦和0-1鹿島」(4日、埼玉スタジアム)
J1浦和-鹿島戦は鹿島が1-0で競り勝ち、勝ち点21で首位に立った。浦和は2連敗で2位。
統制のとれた守備で、狙い通りの勝ち点3を得た。押し込まれる時間帯も多かったが、ゴール前の堅守は崩されず。「守備する時間が長いと崩れがちになるが、そこを辛抱強くコミュニケーションをとりながら対応してくれた」。石井監督は充実した表情で90分間を振り返った。
決勝点はエースの一撃だった。前半24分、小笠原の縦パスを受けたFW金崎が左足でシュート。相手DFに当たりながらもネットを揺らした。「ラッキーな部分もあったが、アウェーで勝てて良かった」と語った。
暫定ながら、今季初の首位に立った昨季王者。それでも金崎は「どの試合で勝っても勝ち点は3。これを続けていき、良いパフォーマンスを出せるように頑張っていきたい」。着実に勝ち点を積み上げた先に、栄冠が待っている。