あぁ無得点…神戸が痛い3連敗 シュート数で圧倒も、試合終了後はブーイング
「明治安田生命J1、神戸0-1甲府」(30日、ノエビアスタジアム神戸)
たまった鬱憤(うっぷん)は最後まで晴れなかった。神戸は1点を奪い返せず、リーグ戦3連敗。終了の笛を聞くと、ゴール裏からはブーイングが響いた。
60%以上の時間ボールを握り、試合を支配したのは神戸だった。シュートは甲府の7本に対し、19本と圧倒。再三ゴール前まで攻め込みながらチャンスを生かせず、DF岩波は「フラストレーションがたまる試合。もう少し冷静にならないと」とうつむいた。
クラブ初の開幕から4連勝とスタートダッシュした勢いはすっかりしぼんでしまった。3連敗中は1点しか奪えておらず、ネルシーニョ監督は「点を取れるように仕向けたい。次は必ず勝たなければならない」と正念場を強調した。苦境を打破するべく、まずは得点の糸口をつかみたい。