首位浦和、最下位大宮に今季初白星許す 今季初の無得点試合

 「明治安田生命J1、大宮1-0浦和」(30日、NACK5スタジアム)

 首位を走る浦和が、今季白星のなかった最下位大宮に黒星を喫した。同じさいたま市内に本拠地を置くクラブ同士の「さいたまダービー」は白熱。浦和は終始、ボール支配では上回ったが後半18分にMF茨田陽生が先制ゴールを許し、反撃も及ばなかった。

 過去の対戦成績は浦和の9勝6分け7敗。その時々のチーム成績に関係なく、両チームは互角の試合を演じることが多い。この日も、序盤から浦和が試合を支配したが、大宮もカウンターで好機をうかがう緊張感のある試合になった。

 前半26分にはDF槙野がヘッドを狙うも枠上へ。同33分には、ラファエルシルバが懸命にゴール前のこぼれ球に詰めたが、相手GK塩田と衝突してしまい警告を受けた。同39分、40分には武藤がシュートを狙うも、相手ブロックに阻まれたり、枠を外したりと得点を逃し続けた。

 そして、後半18分に茨田の一撃を浴びて追う立場に。大宮はゴール前の守備に人数をかけて最後の水際で跳ね返す徹底した戦略をとった。後半39分には途中出場の駒井が右からのクロスに飛び込むが押し込めず。同44分にはラファエルシルバが駒井からのパスに合わせたが枠上に外してしまった。

 Jリーグ公式サイトのデータでは、シュートの本数は大宮の9本に対して浦和は22本。ボール支配率は浦和の66%に対して大宮が34%と、大きく上回ったが、シュートを決める最後の一手が届かず、試合に敗れた。浦和の無得点試合はリーグ戦では今季初。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス