久保建英、トップチームデビューへ 5・3ルヴァン杯の札幌戦
日本サッカー界の未来を担う久保が、5月3日のルヴァン杯ホーム札幌戦でトップチームの公式戦デビューすることが、濃厚となった。この日、立石敬之GM(47)が「トップチームの水準まで成長している。(5月20日開幕の)U-20ワールドカップ(W杯)前にチャンスを与えたい」と明かした。
札幌戦でデビューとなればJ1のリーグ杯に15歳10カ月29日での出場となる。これは2004年に15歳10カ月20日で出場したFW森本貴幸(当時ヴェルディ川崎)に次ぐ、歴代2位の年少記録となる。
U-20W杯韓国大会の出場メンバーは来月2日に発表され、同11日からは事前合宿が国内で始まる。そのため、学業を考えても大型連休中のデビューが最有力で、その結果次第では同7日のアウェー仙台戦でのJ1デビューも見えてくる。
立石GMは「今後はできる限りトップチームに帯同させたい。高校生にもなったので新たな刺激を与えたり、環境面も考えていきたい」と語った。