ハリル監督、重圧は「大好き」 タイ戦前日会見「とにかく勝利を」
「W杯アジア最終予選、日本-タイ」(28日、埼玉スタジアム2002)
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が27日、試合前日の公式会見に出席。タイ戦に向けて「UAE戦でも素晴らしい試合をしたが、選手には、この価値は次の試合(タイ戦)で勝つことで生まれるんだと話した。とにかく勝利を求めている」と意気込みを語った。さらには、最終予選を戦い抜くための重圧に関して「個人的には大好きだ」と言い放った。
昨年9月から始まった最終予選。日本は初戦のUAE戦に敗れて黒星発進となった。指揮官は当時を「みなさん(報道陣)からいろいろ質問された。例えば最終予選の初戦に負けると、突破できないなどと」と振り返った。その上で「(今は)最終予選を突破できる候補になった。プレッシャーはさらにかかっているが、ハイレベルはこういうもの」と得意顔。そして「重要な試合になればなるほどプレッシャーはかかる。それがフットボール。だが個人的にはプレッシャーは大好きだ。(第3戦目のイラク戦前には)日本を去るんですかという質問も受けたが、そういう質問も大好き。私にどんどんプレッシャーをかけてください。私はもっとモチベーションが上がる」と豪語していた。