倉田、ケガで離脱のチームメート思いやる「カバーして勝ちにいきたい」

 「W杯アジア最終予選、日本-タイ」(28日、埼玉スタジアム2002)

 日本代表は26日、さいたま市内で冒頭15分間を除く非公開練習を行った。

 15年8月の東アジア杯(中国・武漢)以来の代表復帰となり、UAE戦(23日、アルアイン)で途中出場したMF倉田秋(28)=G大阪=は「20分ほど出た経験で緊張から解き放たれた。久々に緊張したので」と笑みを浮かべながら振り返った。

 UAE戦で攻守に存在感を放ったMF今野(G大阪)が第5趾基節骨骨折で代表を離脱。「今、一番ノリノリの人なので痛いですけど、ハセさんが出れなくなって、みんなでカバーして勝利できたので、今度は今ちゃんの分をカバーして勝ちにいきたい」とG大阪の同僚を思いやった。

 ボランチに負傷者が相次いだことで倉田の起用法も注目されるが「今ちゃんみたいなプレーはできない。でも守備はやることやって、攻撃でプラスアルファを求められているので、引いた相手に自分の位置からいい仕掛けとスピードアップができれば」とプレーイメージを描いた。

 今回、代表に選出されている清武、山口とは、G大阪からC大阪に期限付き移籍した11年に共にプレーした経験を持つ。倉田は1年間で33試合に出場し、チームトップタイの10得点を挙げた。「あの時は楽しかった」と振り返った倉田は「練習でも真司やキヨとは感覚的にも合うことが多い。蛍もいるし、特長は似ている部分がある。お互いに特長を引き出し合えるプレーをしていきたい」と意気込んだ。

 日本はB組で4勝1分け1敗の勝ち点13で2位につけており、タイは1分け5敗の勝ち点1で最下位に沈んでいる。

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