J1清水・角田が鹿島戦での挑発行為を謝罪 社長は「厳正なる処分科す」

 J1清水が19日、所属するDF角田誠が18日のJ1第4節・鹿島戦(IAIスタジアム日本平)で鹿島の鈴木優磨に対して中指を立てる挑発行為をしたことについて、謝罪した。

 クラブの対応として鹿島側へ謝罪したことを報告。清水としても角田に対し厳重注意を行ったとした。また、全選手、スタッフに対してもフェアプレー精神、リスペクトを徹底させるとしている。

 角田は「このたび、鹿島戦での私の軽率な行動で、鈴木優磨選手そして鹿島アントラーズの皆様、Jリーグをサポートして下さる皆様に多大なご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ございませんでした」との謝罪コメントを出した。「このような行為は、サッカー選手以前に、人として本当にしてはいけない事であったと反省しております。自分自身の未熟さをあらためて身に染みて感じました。もう一度サッカーをさせていただけるチャンスがあれば、今後は態度、行動で表していきたいと思います」と記した。

 左伴繁雄社長も「このたびは、鹿島アントラーズ選手の皆様、関係者の皆様、また、ファン・サポーターの皆様はもとより、エスパルスをご支援戴いております全ての皆様に多大なるご不快、ご迷惑をおかけ致しましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。「J1復帰を果たし、シーズンを戦っていくこれからという時に、その出鼻を挫くような蛮行として、懲罰規定に則り、厳正なる処分を本人に科すとともに、チームのみならずクラブ全体で、こうした行為の撲滅に襟を正して取り組んで参ります」と、何らかの処分を下すことを明言した。

 また、「本件を通じて、エスパルスに籍を置く全ての人間が、スポーツマンとしてフェアプレー精神の徹底は勿論のこと、社会人として、そして人として、皆様にお認め戴けますよう、より一層の精進をして参ります」と、再発防止を誓った。

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