浦和・槙野、狙うぞJ最少失点! GK西川は横浜M完封宣言

 「J1、横浜M-浦和」(25日、日産スタジアム)

 3年ぶりに1シーズン制に戻る明治安田J1は25日に開幕し8試合が行われる。優勝を目指す浦和のGK西川周作(30)、DF槙野智章(29)の日本代表コンビは24日、今季の目標を史上最少となる年間18失点に定めた。

 ゴールへの扉は、厚く、固く閉ざす。西川は「最少失点という目標を掲げる中で、大事な1歩になる。無失点でいきたい」と開幕戦での完封を宣言した。

 思いは槙野も同じだ。「振り返れば去年はプレゼントゴールや、ミスでやられた点もあった。失点は10は減らせる」。昨季はリーグ最少のシーズン28失点。ここから10も減らせば「18」になる。08年に大分が記録した年間最少失点「24」から、一気に「6」も更新する驚異的な大目標だ。

 西川-槙野を中心に守備陣で話し合ってきた。「複数失点しないこと。セットプレーでやられないようにすること」と槙野。2つのテーマを実践することが、史上最少失点を達成するカギになる。

 強行軍で遠征したACLウェスタンシドニー戦は4-0と快勝した。「満足したゲームはできていない。攻守両面でイニシアチブを握っていきたい」と厳しい採点。それでも「選手間で要求する厳しい声があった。ポジティブな要素」と上積みする手応えはあった。

 西川は「自分がどれだけ確実なことを確実にやって、それを1年間継続できるか」と自らに課す。昨季、年間最多の勝ち点74を挙げながら、逃した優勝。「笑って終われるように、1試合1試合やりたい」。偉業の第1歩を記す。

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