C大阪・清武5日ぶり屋外トレも…開幕戦出場に慎重姿勢「冷静に判断したい」

 J1C大阪の日本代表MF清武弘嗣(27)が21日、J1開幕となる磐田戦(25日、ヤンマー)の出場について「もちろん開幕に(出たい)という気持ちはあるが、無理してケガをして3、4カ月(プレー)できなくなるときつい。自分の体を見て冷静に判断したい」と慎重な姿勢を示した。

 右太腿裏から臀部の筋肉に違和感を訴え、17日から屋内で別メニュー調整が続いていた。開幕前最後の実戦だった18日の仁川(韓国)戦も欠場したが、この日、5日ぶりにグラウンドに姿を見せ、軽めのランニングや下半身中心に負荷を掛けたトレーニングなどを約40分間行った。

 20日に大阪府内の病院で精密検査を受けており、患部の状態について「痛みは全くないが張りがある。疲れがたまった時に(張りが)出て消えての繰り返し」と、欧州在籍時から1年以上続いている症状であることを明かした。

 根底には苦い経験がある。U-22日本代表として出場した11年9月21日のロンドン五輪アジア最終予選マレーシア戦(鳥栖)で負傷。右足内転筋挫傷で全治2週間と診断されたが、直後の同27日にC大阪のアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦・全北戦(全州)に強行出場し、1-6と大敗した。「いいパフォーマンスができず、ケガに対する考え方が変わった。あの時は若かったので」と当時を振り返った。

 尹晶煥監督(44)は「心配するほどではないが、今のケガが大きくなるとチームにもマイナスになる。状況を見て判断したい」と結論を持ち越した。途中出場も含め起用法を模索していくが、清武の開幕戦出場は微妙な状況となった。

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