なでしこリーグの仙台は２９日、女子日本代表「なでしこジャパン」のＭＦ川村優理が新潟へ完全移籍することを発表した。川村は５シーズンぶりの古巣復帰となる。新潟も同日、公式サイト上で告知した。

　川村は新潟市出身。２００２年に新潟に加入。１３年に千葉へ移籍し、１４年から昨季まで仙台に在籍した。なでしこリーグでは通算２２８試合で３７得点。「なでしこジャパン」では２９試合で２得点の成績を残している。

　川村は仙台のサポーターへ「３年間、監督やコーチ、チームメイト、サポーター、スポンサーの皆さんに支えられました。本当にありがとうございました」などと感謝のメッセージを残した。

　また、新潟の公式サイトを通じ、同クラブのサポーターへ、「またこのユニホームを着てプレーする機会を与えてくださり本当にうれしく思います。私の成長した姿をピッチで表現し、そしてこのチームに恩返しができるように全力で頑張ります」などと誓った。