移籍の俊輔、いきなり点に絡む 磐田が初の練習試合

 J1磐田は24日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで、JFLのヴィアティン三重と、ことし初の練習試合(30分×3本)を行い、2-0で勝った。新加入のMF中村俊輔(38)は先制点に絡み、FW小川航基(19)が先制点をゲット、“磐田の今季第1号”をマークした。

 14日に始動して初の練習試合に、約800人の観衆が詰め掛けた。1本目の9分。中村が起点となり、最後は、小川が相手DFに倒されてPK。これを小川が右足で確実に決めて先制した。期待の新外国人、ムサエフ(28)=元ウズベキスタン代表=も守備的MFで出場、軽快な動きを見せた。

 幅広い動きからチャンスをつくった中村は「自分はこういう動きをするということをみんなに植え付けている段階。26日から始まる鹿児島キャンプでは、チームの方向性を探っていきたい」と前を向いた。

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