カズ リレー侍山県から刺激!自主トレ先で対面「あんなに速いの初めて」

 サッカーJ2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(49)が23日、横浜市内で行われたチーム練習に合流した。21日に帰国したグアム自主トレでは、リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレー銀メダリストでもある山県亮太(24)=セイコーホールディング=と対面。刺激を受けたと明かしたカズが、自身50歳の誕生日に迎えるプロ32年目の開幕・松本戦(2月26日・ニッパツ)に向けて動きだした。

 白い息を吐きながら走るカズの足取りは、確かなものだった。「久しぶりに、こうやって横浜FCのメンバーと会って、いよいよ始まるなという感じ。開幕戦に向けてしっかり調整していきたい」。日本サッカー界のレジェンドにとってのプロ32年目が始まった。

 開幕日は50歳の誕生日当日だが、心の中はフレッシュなままだ。2日前に帰国したグアムでの自主トレ中は自らの体と向き合い、「ベースを作る準備をしてきた」。その中でさまざまな刺激も受けた。リオ五輪銀メダリストの山県と対面した際には「すごかったですね、スピードが。あんなに速いの生で見たのは初めて」と目を見開いた。

 他にもグアムで練習を積むアスリートを見て「10代から60代まで色んなアスリートたちが厳しい練習をしていると、僕もまだまだ足りないなと思う」。他競技から受ける刺激に「それをサッカーに生かせるかと考えると、まだ成長できるのかなという気持ちになる」。飽くなき向上心は何も変わっていない。

 チームは25日から宮崎合宿を開始。「試合をやりながら、時間をしっかり設定してやっていければ」とカズ。「まず大事なのはチームの勝利。FWなので得点で貢献したい。(開幕時は)50歳だけど若々しく、若いDFに向かっていきたい」。キングの挑戦はまだまだ続いていく。

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