ヤングなでしこ米国撃破で過去最高タイ3位「ここからがスタート」 

 「サッカー・U20女子W杯、米国0-1日本」(3日、ポートモレスビー)

 日本は3位決定戦で米国を1-0で下し、自国開催だった2012年大会の最高成績に並ぶ3位となった。2大会ぶり5度目出場の日本は持ち味のパスワークで前半から主導権を握り、途中出場の上野(愛媛)が後半42分に均衡を破るゴールを挙げた。決勝は北朝鮮が3-1でフランスを破り、5大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 攻めに攻め、最後にゴールをこじ開けた。東京五輪での活躍を思い描き、「なでしこジャパン」入りを目指す若き日本が米国を倒した。高倉監督は「ここからがスタート。選手は強い気持ちを持って、上の代表でまた世界一を目指してくれると強く願っている」と未来につながる銅メダルを誇った。

 待ちに待った得点は後半42分だった。左でボールを受けた途中出場の上野が上げたクロスが風にあおられ、GKの頭上を越えてゴールネットへ。上野は「狙った形ではなかった」と振り返ったが、攻め続けた日本へのご褒美のような幸運な得点が生まれた。

 主将の乗松が前日練習で右膝を痛めて不在。目指した優勝に届かず、チームも万全の状態ではなかったが、一丸で3位をつかんだ。北川は「キャプテンの分まで力を出せた。しっかり銅メダルを取れたのはうれしい」と納得の表情だった。

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