アギーレ氏後任は外国人5人に絞った

 日本サッカー協会は6日、都内で臨時技術委員会を開き、霜田正浩技術委員長(47)は、解任したハビエル・アギーレ前代表監督(56)の後任候補として外国人指導者を5人前後に絞ったことを明かした。3月下旬には親善試合2試合を予定しており、今後、本格的に交渉していく。

 新体制に向けて、本格的な動きがスタートした。午前中、都内の日本協会に霜田委員長らをはじめ、技術委員が集合。アギーレ前監督の後任について、同委員長は「名前を挙げながら議論をした」と明かした。選出の基準については「日本のサッカーをリスペクトし、日本を強くしようと思っている人」とした。

 具体名や人数は明かさなかったが、リストアップしているのは5人前後とみられる。内訳はすべて外国人指導者で「世界と戦う上で日本はまだまだ学ばないといけない。知識、経験を伝えてくれる監督を求めていきたい」と同委員長。優先順位もつけている。

 現職のJクラブ監督は除外すると決めているが、海外のクラブに関しては現職の監督が含まれているもようだ。パルメイラス(ブラジル)を指揮する元鹿島監督のオリベイラ氏、グレミオ(ブラジル)を率いる元磐田監督のスコラリ氏、アトレチコ・ミネイロ(ブラジル)の監督で、C大阪の指揮を執った経験を持つクルピ氏、現在フリーの元ブラジル代表レオナルド氏、10年南アフリカW杯後もリストアップしていた元チリ代表監督で、現在マルセイユ(フランス)を率いるビエルサ氏らが候補に挙がっているとみられる。

 必ずしも、3月下旬の親善試合までに間に合わせることが前提ではないものの「6月から始まる(W杯ロシア大会アジア)予選に向けて3月は大切な試合。できるだけ間に合わせるようにしたい」(霜田委員長)。近く離日して交渉に乗り出す可能性も出てきた。

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