サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが脱税の容疑で裁判所に出廷することになった。4日のスペイン各紙が報じた。
2007年から09年にかけて税務署に410万ユーロ(現在のレートで約5億6000万円)の所得隠しがあったとされる件で、父で選手に関わる経済活動の実質的な責任者、ホルヘ・メッシ氏が責任を問われている。今回の件を担当するバルセロナ郊外の裁判所の担当官はメッシ自身もなんらかの形で粉飾決済の事実を知ることができたと判断。「自分はサッカーだけをしていて経済活動には関わっていない」としたメッシの発言を「主観的な意見」だと否定した。