柿谷「11番」キング・カズ魂継承だ

 「日本代表合宿」(25日、鹿児島県指宿市内)

 サッカーのW杯ブラジル大会に臨む日本代表は25日、鹿児島県指宿市内で約2時間の練習を行い、5日間の合宿を打ち上げた。背番号も発表され、FW柿谷曜一朗(24)=C大阪=は11、大久保嘉人(31)=川崎=は13をつけることになった。日本代表は27日に壮行試合(埼玉)でキプロスと対戦する。

 背中の番号が持つ意味は、十分に理解している。自身初のW杯に挑む柿谷の背番号は、昨年9月のグアテマラ戦から背負う「11」に決まった。言わずと知れた元日本代表FW三浦知良(横浜FC)の代名詞の番号。所属するC大阪の8番ではないが「カッコいいし偉大な番号」と語っていたように、違和感は感じていない。

 指宿合宿を終えた柿谷は、やや疲れた表情ながら「初戦に向けて仕上げている段階。ハードになることは分かっていたし、充実したキャンプだった」と振り返った。

 キプロス戦(27日、埼玉)に出場すれば、1得点1アシストの活躍を見せた昨年11月のベルギー戦以来の代表戦となる。「頑張っていることをカズさんに伝えられれば…」。柿谷が“キング・カズ”の真の後継者となる。

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