オフサイドだ!マラガ不当ゴールに抗議

 「欧州CL・準々決勝第2戦、ドルトムント3-2マラガ」(9日、ドルトムント)

 サッカースペインリーグ、マラガが、ドルトムント(ドイツ)戦の決勝点がオフサイドだったと主張し、UEFAに抗議することを示した。10日、スペイン紙マルカが伝えた。

 問題のシーンは終了直前のロスタイム2分に起こった。プレーが始まった左サイドからのセンタリング時、さらにはサンタナがボールを押し込んだ決勝点の場面と1つのプレーで2度のオフサイドがあった。1分前、同じくロスタイムの同点弾と合わせ、勝ち抜けチームが終了1分間で変わったことになる。

 マラガのペジェグリーニ監督は「単なる1つではなく、連続してあった判定ミス。1-2でリードしたあと審判はいなかった」と指摘したほか、DFデミチェリスは「審判が5人もいるのに誰もこのシーンを見ていない。考えられない泥棒行為だ」と憤慨。ビセンテ・カサードGMは「我々全員が憤っている。我々は厳密にはUEFAに対抗するのではなく、あるべきサッカーの姿を守ろうとしている」と、不当な力が働いたことを匂わせる発言をしている。

 マラガはクラブ経営が安定していないことをUEFAから指摘され、来季から欧州大会に参加できない制裁措置が出されている。

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