クリスマスソングなどクソくらえ!聖夜に敢えて聞く俺たちのプロレス入場曲

ヒマでモテない独身男性の諸君、またこの季節がやってきたな。イルミで彩られた街にクリスマスソングが氾濫する忌々しい季節が!浮かれたリア充どもに背を向け、燃える曲を聴いて己の世界に入り込もうぜ!(敬称略)

公開日:2018.12.23

カート・アングル

 96年アトランタ五輪レスリング100キロ級金メダリストのカート・アングル。99年「アメリカン・ヒーロー」としてWWF(現WWE)に登場したが、ヒーローどころか金メダルをひけらかし、上から目線で「It'strue,It'sdamntrue.(ホントにホントさ)」がキメゼリフのイヤミなキャラ(あくまでも役回りとして)だった。全米各地でその土地の悪口をイヤミったらしく言いまった結果、入場曲がかかるたびに「YouSuck!」(日本語字幕では「へなちょこ」)と罵られる始末。曲自体はイントロの管楽器の使い方など高尚な雰囲気があったのだが… 後にブーイングを煽るかのようにタイトル自体を「MEDAL」から「IDon'tSUCK(Really)」に変えた。

【スパルタンX:三沢光晴】ハッキリ言って、緑と白はクリスマスじゃなくて三沢の色だよね

三沢の代名詞エルボー。殺人医師S・ウィリアムズとの武道館の三冠戦で「三沢またエルボーかよ!」とヤジってごめんなさい。

 84年12月公開のジャッキー・チェン主演映画「スパルタンX」のテーマ曲。若い層には映画は知らなくても、三沢の曲ということで知名度も高いはず。イントロから「みっさっわっ!みっさっわっ!」の大コールでテンションが上がりまくる。イヤホンで聞きながら街を歩くときは一緒に声を出してしまわないように注意が必要だ。

【GRAND SWORD:小橋建太】プロレスバカ(ホメ言葉)小橋の一途なプロレス愛に泣け!

05年7月18日の東京ドーム大会。佐々木健介(左)との壮絶な逆水平祭りを見せた小橋

 98年の全日本時代から使っていた小橋2代目の入場曲。ノアに移り03年からは3代目「BLAZIN」を使っていたが、05年7月18日の東京ドーム、佐々木健介戦で突然「GRANDSWORD」に戻し、話題になった。試合前の音響チェック時には前テーマを流すなど徹底した情報管理で、観客はおろか実況の日テレ矢島アナまで見事に驚かせた。イントロが流れた瞬間に思わず「あーっ、変えたー!」と絶叫した矢島アナに対し、解説者として隣にいた高山善廣は「なにが驚いたって、お前の声に驚いたよ」と冷静にツッコんだ。いま関係ないけど、頑張れ高山!奇跡を信じて待ってるぞ!

【J:ジャンボ鶴田】ピアノバージョンで泣き、通常版で拳を握って「オーッ!」

編集Wの永遠のヒーロー・ジャンボ鶴田

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