井上尚弥「(時代は)まだまだ尚弥だと証明したい」 ファイトマネー過去最高額、空前のビッグマッチへ決意

 会見する井上尚弥(撮影・石井剣太郎)
会見に臨む井上尚弥(左)と中谷潤人(撮影・石井剣太郎)
WBOのチャンピオンリングを贈呈される井上尚弥(左)=撮影・石井剣太郎
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 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)

 ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(33)=大橋=と、元世界3階級制覇王者でWBA・WBC・WBO同級1位の中谷潤人(28)=M・T=が激突する世紀の一戦へ、30日、都内で公式会見が行われた。全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」入りしている32勝無敗同士の頂上決戦で、主催する大橋ジムの大橋秀行会長は「2人ともファイトマネーは過去最高額」と明言。両雄は空前のビッグマッチへの決意を語った。WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=大橋=と、挑戦する元世界4階級制覇王者・井岡一翔(37)=志成=も気合を入れた。

 歴史的ゴングが近づく中、モンスターは確固たるプライドをにじませた。互いに頬のこけた仕上がった様子で隣に座ると、目を合わせることなく決戦前の心境を吐露。尚弥は「やれることは全てやってきた。今は非常に落ち着いている。2日後をゆっくり待っている」と明かした後、世界が待ち望む中谷戦について「ボクシングの面白さ、素晴らしさ、トップ選手同士が戦えばこんなに盛り上がるんだというのを見せたい。(時代は)まだまだ井上尚弥だというところを証明したい」と、第一人者として一歩も譲らぬ姿勢を強調した。

 ルイス・ネリ(メキシコ)と戦った2024年5月以来、東京ドームでのボクシング興行としては2年ぶり4度目。さらに、早期にチケットは完売しており、過去最多の約5万5千人を動員することが確実となっている。名実ともに国内史上最大のドリームマッチを実現させた大橋会長は「金額は言えないが、2人ともファイトマネーは巨額で(今回は)過去最高額。夢のある競技になった。自分の時とは全然違う世界になった」と感慨深げ。配信PPV販売も好調だといい「あとは全員最高のコンディションで上がってほしい」と期待を込めた。

 尚弥は会見後、WBOのオリビエリ会長から、同団体王座5度の防衛(現時点ではV7)を記念した特別チャンピオンリングも贈呈された。過去類を見ない注目を集める中でも、百戦錬磨の怪物は落ち着き払っている。「(勝負のカギは)最後までやり抜く気持ち。自分がしっかりと勝つ。それだけを考えて当日はやる」。いよいよ打倒中谷へ意識を一点集中した。

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