東京女子プロレスがタイ初進出、渡辺未詩がタイ美女エース退けプリプリ王座V3防衛!
「プロレス・東京女子」(13日、バンコク)
団体史上初めてタイで大会が行われ、プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が地元プロレス団体SETUPの女子エース、マッチャを退け3度目の防衛に成功した。
地元の声援を背にマッチャはショルダータックルを敢行。場外戦では観客席のイスに放り投げるも、鉄柱にぶつけられる反撃を受けた。リングに戻ると、渡辺の髪をつかんで投げ、低空クロスボディを見舞った。
渡辺はバックブリーカーからジャイアントスイングでぶん回し、エルボーの応酬から、チョップ連打を受ければ、すかさずダブルハンマー連発で反撃。マッチャのジャーマン、バックドロップをカウント2でしのぎ、最後はレーザービームから旋回式ティアドロップで激闘を制した。
渡辺は「マッチャが大切に思っているタイで、お互いのLOVEをぶつけ合えて本当によかったです!タイ・バンコク、初めてのTJPWの大会、たくさんみんなが来てくれて、配信でも見てくれてとってもうれしいです!コップンカー(ありがとう)」とマイク。
出場全選手がリングに上がり、渡辺が「みんなTJPWのこと、SETUPのこと好きかー?」と言えば、マッチャが「チョープ(好き)!」と叫び、大団円で初のタイ大会を締めくくった。
バックステージでマッチャは「ごめんなさい。タイトルマッチで負けてしまいました。だけど今日はタイのプロレス業界にとっては、とても大きな勝利です。日本以外の東南アジア、タイで初めて女子だけのプロレス興行を実現できたのだから。また渡辺未詩と試合をしたい。いつか彼女に勝利して、プリンセス・オブ・プリンセスになりたいです」と前を向いた。
この試合を受け、渡辺は来年1・4後楽園大会にて、鈴芽を相手に同王座V4戦に臨む。





