BD大荒れトラブル続出で物議 レフェリーブチ切れで選手投げ飛ばす 喧嘩自慢20人異常なだれ込み大乱闘 “北九州最狂喧嘩屋”ブチ切れ無効試合→異例の続行
「BreakingDown17」(27日、アリーナ立川立飛)
格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第17回大会が行われたが、トラブルが続出する異例の大会となった。
オーディションから揉めに揉めている大阪問題児喧嘩自慢、シェンロンと“叛逆の悪童”レオの親友、ドラゴンの一戦は大荒れに。シェンロンが暴走し、レフェリーの「ブレイク」が掛かった後も攻撃を続け、レフェリーが激怒。「離れろ!」と怒鳴り、シェンロン投げ飛ばす場面も。また、両者に警告が言い渡された。
名古屋と千葉の喧嘩自慢対抗戦では名古屋の勝利後に、大宮、北海道、大阪の喧嘩自慢20人以上が金網になだれ込み、あちこちで乱闘が勃発。溝口勇児COOが怒りの形相で「やめろ」と収拾に努め、“アウトローのカリスマ”瓜田純士も止めに入った。
また、BD16でわずか4秒でKO負けを喫した“大阪伝説の喧嘩師”アンディ南野と、BD5連敗中の“北九州最狂喧嘩屋”松井健とのベアナックルMMA完全決着ルールでの一戦は、試合途中にアンディの指が松井の左目に入るなど波乱の展開に。松井がアンディの目つぶし、金的攻撃に激怒し、途中で水を投げつけ試合放棄。金網の外に出て、相手のセコンドと口論を繰り広げ、一度は無効試合が宣告された。溝口COOの裁定で異例の続行となったが、決着はつかず引き分けとなった。
出場停止明けの赤パンニキと、ボクシング世界王者の高橋知哉との一戦は、勝った赤パンニキが打ち合わなかった高橋に激高。絶縁関係にある父・村田将一や、伝説の喧嘩師、我龍真吾も交え、大騒動となった。
朝倉は大会終了後「まあオーディションの延長みたいな形で楽しんでもらえたら。観客に危害が加わることはないので。オーディションを生でみてる感じで楽しんでもらえる」と語った。




