2冠王者の29歳プロレスラーが契約違反→引退表明 団体から1年間の活動謹慎、違約金の処分を受けて
プロレス団体「GLEAT」は9日、所属選手の鬼塚一聖(29)について、契約違反が認められたと発表した。「団体の秩序維持の観点から」1年間の選手活動謹慎と違反金の支払いなどの処分が下され、本人は引退を表明したという。
GLEATは「本人の意向と今後の人生を考慮し、弊社としてもその意向を尊重しまして、鬼塚一聖選手の退団を受け入れることといたしました」と説明。同日付けで引退となるというが、「ただし、違反金につきましては支払っていただきます」とした。
また、「本契約違反については、刑事事件として扱われるものではありません」とし、「誤った情報や憶測に基づく詮索はご遠慮いただきますようお願い申し上げます」と記述。「ファンの皆様にはご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉も記した。
同ホームページのプロフィールによると、鬼塚は高校時代は野球部に所属。2019年にプロレスラーとしてデビューした。25年6月後楽園ホール大会では、山村武寛とのタッグでG-INFINITYの第9代王者に。G-RUSH王座とあわせ、GLEATでは初の二冠王者となった。




