総合格闘技ヘビー級王者が元小結常幸龍と相撲体験、元十両朝弁慶は驚き「強くてビックリしました」

 アジア最大の格闘技団体「ONE」のヘビー級総合格闘技世界王者、オマール・ケイン(33)=セネガル=が大相撲の元小結、元関取との交流を楽しんだ。

 23日に行われた「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)会見のために来日した際に、相撲体験の提供も行う飲食店「横綱とんかつ どすこい田中」を訪問。店内に設置された土俵で、元小結・常幸龍の佐久間貴之さん(36)、元十両・朝弁慶の酒井泰伸さん(36)に胸を出され、足取りから寄り倒した。

 “セネガル相撲の英雄”として知られるオマールは「大相撲の元力士とできて良かった」と笑顔を見せた。セネガル相撲は相手の背中、膝を地面に付けると勝ちとなり、プロでは素手の打撃も許される。オマールはセネガル相撲をベースに総合格闘技に転向し、王者へと飛躍を遂げた。

 元朝弁慶の酒井さんは「格闘技のチャンピオンとは知らず、胸を出したら、いきなり足を取られて、強くてビックリしました」と振り返った。

 オマールは11月大会でアナトリー・マリキン(ロシア)と防衛戦を行う。「防衛戦が終わったら相撲部屋の稽古を見学したい。現役の力士との稽古も体験したいですね」と楽しそうに話していた。

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