スターダム空前の公式157戦を完走!64日間の5★STAR GP

 スターダムのシングルの祭典「第11回5★STAR GP」は1日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザに初進出した。プロレスこけら落とし興行となった最終戦は同グランプリ最多の2543人を動員し、公式戦もジュリア-中野たむの優勝決定戦をゴールに157戦を完走。来年1・3横浜武道館の年頭決戦開催も発表された。

 7月の大田区総合体育館2連戦(30、31日)からスタートした64日間のロング決戦は、21大会(公式戦のない8・21名古屋、8・26品川の両大会は除く)で1万8998人を動員した。昨年の8489人(17大会)から1万人増で、大幅にアップした。グランプリも過去2年間は新型コロナウイルス感染の影響で、それぞれ5大会が中止。昨年は大会の成立も危ぶまれたが、公式戦をやりくりしながら1大会を追加してしのいだ。

 今年は大会の中止はなく、公式戦も予定通り消化。不戦試合がなかったのは5年ぶりになる。昨年はジュリアがケイツイの故障で4試合。一昨年は朱里が母ルーシーさんの死去で1試合の不戦敗を記録。長丁場の戦いはケガや不測の事態が避けられず、今大会の完走はミラクルともいえる。

 今大会は最多26人が参加し、2ブロックで157試合が組まれた。過去の例では全日本女子のジャパングランプリ(92年)が20人の2ブロックで94試合。WAVEのCatch The WAVE(16年)は32人の8ブロックで58試合。新日本のG1クライマックスでは14年に22人の2ブロックで111試合、今年は28人の4ブロックで87試合が組まれた。スターダムの今回の157試合は異例で、ロッシー小川FPも「来年はこれ以上参加選手が増えるなら4ブロック制なりにしないといけない」と話した。

 スターダムの観客動員は9月までに6万658人(86大会)を記録。3カ月を残して昨年の4万7405人(101大会)をクリアし、年間動員も大躍進が期待される。

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