堀口恭司 強打の金太郎戦に自信「1人の人間同士で体重も同じ。やるだけ」

 試合への意気込みを見せる堀口恭司(撮影・出月俊成)
 試合への抱負を語る堀口恭司(撮影・出月俊成)
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 「超RIZIN/RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)

 出場選手インタビューが23日、都内で行われ、金太郎(29)=パンクラス大阪稲垣組=と対戦するRIZINバンタム級王者の堀口恭司(31)=アメリカン・トップチーム=が意気込みを示した。

 堀口は米国の有力団体ベラトールに移籍し、米国で2戦するも連敗。約1年9カ月ぶりの日本での試合で再起をかける。相手の金太郎は現在2連敗中で戦績は14勝11敗。対戦が決まった時には多くの疑問の声が上がり、榊原信行CEOは「このレベルの選手にきっちり勝てないなら、ベラトールとしては、いいかな、という感じ」と話していた。

 堀口は対戦発表会見では「自分はあまりオファーは断らない」と話していたが、金太郎は戦績は振るわないものの〝まさかり〟と呼ばれるフルスイングの強打でKOを量産しており、ハイリスクローリターンの戦いとも思える。だが、この日のインタビューでは「みんなプレッシャーがあると言われるんですけど、1人の人間同士で体重も同じ。でやることは同じなので、あまりない。やるだけです」と強調。キャリア初の2連敗にも「あまり気にしていない」と話し、「(納得する部分も)あるところはあるし、ミスしたのはミスしたので、そこを修正すれば勝てると思っている」と自信を示した。

 サウスポーの金太郎については映像を見てクセを研究したといい、サウスポー相手に練習を続けてきたという。印象については「一発がある、打撃に特化した選手」と評し、「お互い打撃が得意で、すごいアグレッシブなので、いい試合になるのかな、と思っています」と展開を予想した。

 また、金太郎は公開練習で堀口より上回る点を「殺す気持ち」と語っていたが、堀口は「自分は殺す気持ちじゃなくて、どうやって攻略しようかと。スポーツとしてやっているか、ケンカとしてやっているかの違いだと思う」と冷静に語った。

 また、フライ級から上げてきたこともあって前戦後は体格の小ささを痛感し、「ガンガン食べて筋肉をつけようと思う」と話していた。しかし、その進行は「食べても食べても太らない」と芳しくなく、フライ級に戻る考えも示唆。本場米国ではフライ級は選手層が薄く盛んではないため、「階級を作って欲しいですね」との思いを語った。

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