新日本 G1 オカダが衝撃の初黒星!巨漢ジョナをジャーマンで投げるも肉弾戦で圧死

 「プロレス・新日本」(7日、エディオンアリーナ大阪)

 28人が4ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」の公式戦が行われ、Aブロックで、前年優勝者のオカダ・カズチカがジョナに初黒星を喫した。オカダとジョナはともに3勝1敗。

 バッドラック・ファレと並ぶ今大会最重量160キロのジョナを、前日の前哨戦後に「投げてやる」と宣言していたオカダ。だが、戦いが始まると巨体に攻撃をことごとくはね返され、ショルダータックル、張り手、踏みつけなどの肉弾戦法に圧倒された。

 それでも、スピードを生かした攻撃で突破口を開き、場外でのDDT、豪快なトペコンヒーロを発射するなどして反撃。さらに、宣言通りに巨体をボディースラム、ジャーマンスープレックスで投げて、ついに必殺のレインメーカーを繰り出したがよけられてしまい、逆に重い頭突きの連打を浴びてグロッギー状態に陥った。

 そして、ミサイルキックを空中で捕獲されてパワーボムでたたき落とされてまうと、そこから信じられないほどスピードアップしたジョナにブラックフォレストボムからダイビングボディープレスのトーピードで一気に圧殺されてしまった。

 衝撃的な勝利に場内がどよめく中、マイクを握ったジョナは「オカダ、宣言した通り、俺はお前を倒したぞ」とアピール。そして、1年前にWWEから放出されたことに触れ、「俺はどん底に落ちたよ。でも落ち込んだままでは終わらなかった。俺には闘魂がある。日本のみんなと同じように。あれからちょうど1年、俺は世界最高のレスラーに勝った」と胸を張った。

 インタビューでもジョナは、セコンドに付いたバッド・デュード・ティトに「今日は俺にとって一番デカい勝利だっただろ」と誇らしげに語り、「俺はデカすぎて、強すぎて、無敵すぎる。オカダ、もう一度俺と戦いたいのなら、もう一度ぶっ飛ばしてやるだけだ」と豪語。オカダはノーコメントだった。

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