所英男 激やせでも奮闘!MMAの神龍に老かいテク見せ大接戦の判定負け
3枚
「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
MMAルール57キロ契約5分3回戦でDEEPフライ級王者の神龍誠(22)=神龍ワールドジム=が所英男(44)=リバーサルジム武蔵小杉 所プラス=に3-0の判定で勝利した。
フェザー級とバンタム級を主戦場にしている所はこれが約9年ぶりというフライ級での試合。公開練習ではやせ細った姿を見せて周囲を心配させたが、前日計量は無事にクリアした。神龍は7連勝の快進撃を続け、“MMAの神童”と呼ばれている。
1回は神龍がタックルからテークダウンして上からパンチを振り下ろすなどして攻めたが、所も執ように足の関節技を狙って抵抗し、主導権を握らせなかった。
2回の開始早々にも神龍はテークダウンしてグラウンドで攻めるも所の老かいな防御を崩しきれず。後半には所がヒザ十字固めで捕らえたかに見えたが、神龍は体をきりもみ回転させて脱出するなど、互いに決定的な場面を作らせなかった。
3回も神龍のテークダウンからグラウンドの攻防に終始。神龍は上からパンチを振り下ろし、所は腕十字固めを狙ったが、互いに決めきれないまま試合終了。大接戦は判定の結果、攻める姿勢が目立った神龍に軍配が上がった。