井岡一翔 大物エストラーダを「引きずり出す」 大みそか王座統一で“流れ”作る
ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(33)=志成=が5度目の防衛から一夜明けた14日、都内で会見を開き、王座統一戦を改めて熱望し、パウンドフォーパウンドで上位にランクされる世界的スターのWBA同級スーパー王者フアンフランシコ・エストラーダ(メキシコ)戦を最大の目標に掲げた。
前日は18年大みそかに敗れたドニー・ニエテス(フィリピン)を完封して3-0の大差判定で雪辱。今後については再戦が浮上しているIBF同級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と前王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)の勝者と大みそかに対戦することが「交渉の流れ的には一番強い」と見通す。さらに、「ベルトをまとめないと彼を引きずり出せない」と、王座統一でエストラーダ戦を実現させる意欲を示した。
22日誕生予定の第2子は男子で、名前の候補は「たくと」と明言。「漢字は決まっていない。長男が磨永翔で、切磋琢磨の磨くという字。妻が兄弟で切磋琢磨して欲しいね、と言ったのが始まり」と説明した。