ボクシング キックから再転向の元女子世界王者・古川、4年8カ月ぶり復帰戦は判定負け

 「ボクシング・女子6回戦」(22日、後楽園ホール)

 フラッシュ赤羽ジム主催の100回記念興行で、元WBA女子世界アトム級王者で古川夢乃歌(28)=山木=が約4年8カ月ぶりの復帰戦を行い、阿比留通子(32)=世田谷オークラ=に0-2の判定で敗れた。

 序盤は古川が俊敏なフットワークから鋭い左ジャブを繰り出して優位に立ったが、中盤以降は距離を詰めての打ち合いで被弾する場面が目立ち、小差で涙を飲んだ。

 古川はワタナベジムに所属していた17年10月に2階級制覇をかけてアルゼンチンでIBF女子世界フライ級王者レオネラ・ジュディカ(アルゼンチン)に挑んで判定負けして引退。その後は警備会社に勤務していたが、格闘技好きの社長に勧められてキックボクシングに転向した。山本ユノカのリングネームで2勝2敗1分の戦績を残すも、「楽しかった。でも、ここじゃないかなと思った」と、山木ジムに移籍してボクシングに復帰。再び世界を目指すことになったが、ほろ苦い再出発となった。

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