ポーゴ、棺おけ爆破実験の破壊力に不満 火薬増+ファイヤーで「大仁田の試合食う」

 ファイヤープロレスの大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場大会(7月17日)に参戦する“火炎男”ミスター・ポーゴが22日、千葉県下で棺おけ爆破実験に臨むも、その破壊力に不満を爆発させた。

 当初、ポーゴは同大会で怨霊、デビルマジシャンと組み、大仁田厚、西村修、岡田剛史組とメインイベントの6人タッグ戦で対戦予定だったが、同1日の記者会見で大仁田と西村が完全決裂し、邪道軍(大仁田、雷神矢口)-無我軍(西村、吉江豊)戦に変更。そのためカードが宙に浮いたポーゴはダブルメインイベント第1試合でのファイアー&棺桶爆破デスマッチの実施を要求していた。

 その一戦に向け、ポーゴが棺おけ爆破実験を行った。すさまじい爆音とともに、激しい火花が散ったが、不満顔のポーゴは「火薬量が足りない。これじゃ納得しない。火薬量はマックスで。ファイヤーも加えて!」と要求。自ら棺おけに入り、「(相手を)この中で爆破してやる」とすごんで見せ、棺おけに向けビッグファイアーを放った。

 ここで、主催者側から対戦カードが、ポーゴ、怨霊、デビルマジシャン組-岡田剛史、HASEGAWA、仲川翔大組戦と発表されると、ポーゴは「おそらく10年以上、ファイアーデスマッチはやってない。インパクトを残さないといけないし、ダブルメインイベント第2試合の大仁田の試合を過激さで食ってやる」と怪気炎。

 さらに、「ファイアーデスマッチをやったことない連中がほとんど。よくも悪くも真価を問われるのは自分かな。お客さんとも戦いながら、大仁田の試合とも戦う。誰がえじきになるか知らないけど、自分には関係ない。保険でもなんでも入っとけ」と意気込んだ。

 また、同大会のダブルメインイベント第2試合の邪道軍-無我軍戦に、今秋劇場公開する映画「BUGS2」が冠スポンサーについた。同作で大仁田はサイコパスな、ならず者を怪演している。監督・脚本を務め、作品にも出演するロックバンドmil9のBILLYは、「映画同様に激しい試合を展開してほしい。デスマッチの費用の一部を負担するので、より過激な試合を見せてほしい」と語った。これにより、この一戦の試合形式(ダブル電流爆破ロケット+αデスマッチ)はいったん白紙となり、より過激なデスマッチに変更されることになった。

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