新日本・イタリア人初!アキラがTJPとジュニアT奪取!田口は別の69代王者狙う

 マスター・ワト(中)に合体技を見舞うTJP(下)とフランシスコ・アキラ
 マスター・ワト(右)を攻めるフランシスコ・アキラ
 ベルトを奪取したTJP(左)とフランシスコ・アキラ
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 「プロレス・新日本」(20日、後楽園ホール)

 IWGPジュニアタッグ選手権試合が行われ、ユナイテッド・エンパイアのフランシスコ・アキラ、TJP組が第69代王者の田口隆祐、マスター・ワト組を破って新王者となった。

 アキラとTJPはアクロバティックな合体技を次々繰り出す好連携を見せて優位に試合を展開。だが、王者組も田口がTJPをオーマイアンドガーアンクル、ワトがアキラをベンバダールで同時に捕獲するなど反撃し、終盤は一進一退の熱戦となった。しかし、アキラはコーナー最上段から場外への豪快なケブラーダで田口の排除に成功し、最後はTJPが肩車にしたワトをアキラが雪崩式スタナーでマットにたたきつける合体技ザ・リーニングタワーで葬り去った。

 試合後、マイクを持ったTJPは「はじめまして、TJです。IWGPジュニアヘビー級タッグチームチャンピオンです。はあ、疲れた。水を下さい、おなかいっぱい。なぜなら、私はチャンピオンですから」と日本語であいさつ。続けて、イタリア人で初めて同王座を獲得したアキラが「イタリアのファンのみんな、俺はイタリアのプロレスを世界規模にするとみんなに約束した。今日このベルトを獲ったことでイタリアのプロレスのすごさを世界に見せた。これがユナイテッド・エンパイア、TJPとフランシスコ・アキラの力だ!」と喜びを爆発させた。

 一方、69代王者にこだわりを持っていた田口は「69%の責任と言いましょうか、すべてというのは、ちょっと。若干ワトさんも責任はある」と無念の表情。それでも、別の王座の69代を獲れる可能性があることで、「狙います。68代になりましたら、ぜひチャンピオンは私を指名していただけたらと思います」と呼びかけた。

 そして、ワトとのタッグについては「ワトさんもこれから新しいパートナーを見つけてもいい。(ワトが目指している)“グランドマスターへの道”は、いろんな人とタッグを組む、いろんな経験をするのも大事ですから。僕から学ぶ者はもう何もないと思いますので、もう2人とも満足と言ったところでしょうか」と話した。

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