村田諒太 ゴロフキン来日に「緊張感高まる」スパー終了「いい形で最後までできた」

 「ボクシング・WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦」(9日、さいたまスーパーアリーナ)

 IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39)=カザフスタン=と対戦するWBA同級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=が1日、所属ジムの公式ホームページ上でスパーリングを打ち上げたことを報告した。

 前日にゴロフキンが無事に来日したことに、村田は「何よりです。やっぱり緊張感は高まりますよ」と安ど。同時に「とはいえ、もうやることは決まっていますし、今日のスパーリングもいい感触で終えることができたので、あとはこれを出すだけですね。こういった大一番の前に絶対勝ちますという選手もいますが、ボク自身絶対はないと思っているんです」と気持を引き締めた。

 「前回のスパーリングがよかったので、今日はそれをしっかりと出す、再現性ですね。きちんと出して仕上げることを目的に3ラウンドをこなしましたが、いい形で最後までできました。今はこのいい状態のまま行こうという気持ちです。安心しました」と仕上がりに手応え。「延期になったことでご迷惑とご尽力いただいた方々にはちょっとよくない言葉かもしれませんが、延期になって本当に良かったと思っています。これだけスパーリングをしっかり積み重ねられたということはとてもデカいです。12月の時点では足りなかった、これが補えたことは自分の中では大きいですね」と、結果的に調整期間が延びたことを前向きに受け止めた。

 最後は「試合まで10日を切って、相手も来日しました。感慨深い、緊張、不安、恐怖ともいっていいのかもしれません。いろいろな高ぶりはありますが1週間後には計量です。絶対に勝てるも、絶対に負けるも、やってみなければ分かりません。これまで積み重ねてきたことをあと1週間、しっかりとやっていくだけです」と意気込みを示した。

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